成績が伸びない理由
こんにちは!管理人のえびふらいです。
今回のテーマは「成績が伸びない理由」です。
勉強していて一番多い悩みだと思います。
先に結論から言ってしまうと、成績が伸びない理由はずばり
「基礎がおろそかになっている。」
「勉強方法が進化していない。」
この二つだと思います。
どういうことか解説していきますね。
基礎がおろそかになっている
基礎が大事な理由については、別の記事でもじっくり述べました。
勉強には順番があります。
掛け算ができなければ因数分解はできない。
二次関数がわからなければ三次関数はわからない。
仕訳ができなければ精算表は作れない。
勉強する順番を守らないと、できるようにはなりません。
このような簡単な例だったら、誰しもが当たり前に感じると思います。
しかし、実際には勉強する順番を間違え、実力が伸び悩む人がたくさんいます。
つまり、基礎ができていないのに、難しい問題ばかり勉強しているということです。
例えば英文法が完璧ではないのに英語の長文問題ばかり解く人がいますよね。
こういう人は実力が伸び悩みます。
難しい問題は、基礎的な知識の組み合わせでできています。
基礎的な知識があることが前提となっています。
英語の長文だったら、英文法が分かっていることが前提になっています。
英文法が分かっていなければ、一文一文の意味が分からず、長文も読めません。
では、基礎がおろそかになってしまう理由はなんなのでしょうか。
基礎ができてないことを自覚していない
基礎がおろそかになってしまう理由は、基礎がおろそかになっていることを自覚していないことがまず挙げられます。
自覚がないから、応用問題ばかり勉強してしまいます。
僕も高3の夏休みに数学の応用問題ばかり勉強して、全然実力が伸びなかったという経験があります。
高3の一学期の数学のテストのできがすごくよくて、実力を勘違いしてしまったパターンです。
「自分は数学の基礎力はある!夏は応用をやろう!」と考えてしまいました。
そして、二次試験の過去問を集めたような難しい問題を解きまくりました。
しかし、基礎ができていないので、実力がついている感じは全くしませんでした。
夏休み明けの数学のテストのできも当然悪かったです。
テストがたまたまできるなんてことはよくあることです。
特に定期テストとかならなおさらです。
なので、テストの点数で自分の実力を判断するのは危険です。
普段の勉強で冷静に自分の実力を分析するしかないです。
基礎的な問題を試しに解いてみて本当にできるかどうか。
テストはできたけど実は運がよかっただけじゃないのか。
普段の勉強で冷静に自分の実力を分析していくことが大切です。
そうすれば、自分が基礎ができていないことに気づき、基礎を重視した勉強に取り組めるようになります。
勉強方法が進化していない
あと勉強方法が進化していないパターンもありますね。
進化ってちょっと大げさですが笑
基礎ができてない人と逆のパターンです。
もう十分理解できているのに、同じ勉強ばかりしてしまうということです。
これもっぱり学力は伸びませんよね。
僕の中学時代の友人が英語の書き取りの宿題で半年くらいずっとアルファベットの書き取りだけをしていました。
そして先生に、
「そろそろアルファベットの練習は卒業しましょう」って書かれていました笑
アルファベットはもう覚えているんだから、今度は文章を書きなさいということですね。
そうしないと実力が伸びないからです。
まあこれはあまりにも極端な例ですが、実際勉強方法が成長していない人というのはたくさんいるように思います。
英文の精読で成績が伸びたからそのまま精読してたら伸び悩み始めた。
教科書一回読んでよくわからないから、同じ範囲を同じように何回も読み直したけど、やっぱりよくわからない。
こういう人は伸び悩んで当然です。
精読ができるようになったら、速読、多読をして多くの文章になれることを始めないといけません。
教科書何回か読み直しても理解できなかったら、その理解できなかったところをチェックしておいて次に進むべきです。
後ろの章の知識が入ることで理解できるようになるかもしれないからです。
とにかく、同じように勉強してたら成績は伸びません。
次に必要な学力が何かを常に考えて、そのために必要な勉強方法は何か常にわかっていないといけません。
そうしなければ成績は伸び悩んでしまいます。
まとめ
成績が伸び悩む原因は二つあります。
「基礎がおろそかになっている」
「勉強方法が進化していない」
この二つです。
基礎がなければ、学力は積みあがっていきません。
同じ勉強ばかりしていても学力は積みあがっていきません。
自分に今一番必要な勉強は何か。
勉強内容を考えるのは、勉強するのと同じくらい大切です。
勉強を毎日しつつも、常に適切な勉強方法を考える習慣をつけましょう。